イチゴやキウイ、柑橘類などのフルーツに豊富に含まれているアスコルビン酸(ビタミンC)は、メラニン色素や過酸化脂質の生成抑制やコラーゲンの産生促進作用などが知られている、お肌にうれしい成分です。

ただし、ビタミンCは単体では壊れやすく、また水に溶けやすく不安定で、そのままの状態で化粧品に配合するのが難しいのが欠点です。

アスコルビン酸にリン酸とマグネシウムを結合させてこの欠点を解消したのが「リン酸アスコルビルMg」で、美白化粧品ではおなじみの、水溶性の安定型ビタミンC誘導体のひとつ。

海水にも含まれているミネラルであるマグネシウムと結合することでお肌への浸透性がより高まり、ある程度長時間(約12時間)とどまる持続性を両立しました。

水溶性をさらに高めた姉妹成分として「リン酸アスコルビルNa」がありますが、リン酸アスコルビルMgの方が安定性・持続性が高いため、よりポピュラー。もちろん、どちらも厚生労働省より美白の有効成分として承認を受けています。

ちなみに、リン酸アスコルビルMgを美白の有効成分として医薬部外品に配合する場合は、かなりの高濃度(3%)にすることが求められ、これはお肌への刺激が心配になってくる領域です。

また、高濃度になればなるほど成分が変質しやすくなるため、デイリーユースのスキンケアに配合するにも不向きです。短期間で使い切れる小容量にして冷蔵庫で保存するなど、取り扱いにも配慮が必要です。

そのため、「HBA® 薬用プラセンタ ホワイトローション」では、水溶性プラセンタエキスを美白のための主軸にすえ、リン酸アスコルビルMgについてはその他の成分として補助的に配合するにとどめています。

※医薬部外品ではなく化粧品の場合は3%以上配合することも可能です。