「グリチルリチン酸2K」(グリチルリチン酸ジカリウム)は、漢方の原料としても知られるマメ科の植物である甘草(カンゾウ)由来の成分です。

甘草の根や茎に3~4%含まれる甘味成分(トリテルペノイド配糖体)抽出・生成したグリチルリチンとカリウムを結合させてつくります。

カリウムと結合すると水に溶けやすくなるため、化粧水・美容液・マルチゲルなどのウォーターベース製品には最適。

グリチルリチン酸2Kには強力な消炎作用があるため医薬部外品の有効成分としてもポピュラーで、肌荒れやニキビのケアに効果を発揮するため、美白の有効成分とペアで配合される場合が大半です。

皮膚刺激性や毒性もほとんどないため安全性も高く、スキンケア化粧品にとどまらず、シャンプーなどのヘアケア製品、医薬品や食品にも幅広く使われている成分です。

ちなみに、甘草は欧米では「リコリス」と呼ばれ、すぐれた消炎作用によって喉のはれや痛みを鎮めてくれるので、かぜ薬のような医薬品やのど飴、ハーブティーなどにも使われています。

そして、世界一マズいといわれるお菓子として「タイヤの味がする黒くて固いグミ」が有名ですが、こちらにたっぷりと入っているのも甘草エキスです。

良薬口に苦しとはいいますが、原材料に「甘い草」が入っているはずなのにタイヤの味がするって、いったいどうなってるんでしょうね。